美味しいエスプレッソは清潔なマシンから!
料理だってそうですよね。汚い調理道具からは美味しい料理はできません。
エスプレッソマシンも常に清潔に掃除することで、毎日おいしいエスプレッソが抽出できます。
僕もシモネリオスカー2を使用後には綺麗に掃除しています。
毎日する簡単な掃除と、週一回するちょっと念入りな掃除としています。
このエスプレッソマシンの掃除方法の一つが「バックフラッシュ」です。
これができるのが3ウェイバルブを搭載しているエスプレッソマシンなんです。
基本的にセミコマーシャル以上のマシンに搭載されています。
3ウェイバルブとは
この3ウェイバルブにより抽出後にグループヘッド内に残っている圧力を放出する働きが得られます。
これにより、
抽出後にポルタフィルターを外しやすくなること
抽出後のポルタフィルター内のグラインドカスの表面が乾く
この2つの効果が得られます。
とくに2つ目は意外と重要ですよね。
あの表面がビチャビチャだともう悲惨なことになりますからね。
抽出に必要な十分な強い圧力をかけられるセミコマーシャルマシン以上のエスプレッソマシンだからことついている機能だと実感できますね。
バックフラッシュ
ではエスプレッソマシンオスカー2の掃除についてですが実際かなり簡単です。
バックフラッシュとはグループヘッドから抽出される熱湯を逆流させることにより、
バルブ、シャワースクリーン、グループヘッドのチューブに溜まったコーヒーのカスや油を清掃することです。
1》必要なもの
バックフラッシュをするにあたって必要になるのが2つ。
「ブラインドフィルター」と「エスプレッソマシン専用の薬剤」です。
ブラインドフィルターはアマゾンなどで、約1,000円しないぐらいで購入できます。
専用の薬剤はいろいろなメーカーのがありますが、どれでも大丈夫です。
ぼくは前に働いていたカフェで使用していたCAFZAというものを使用しています。
これはアマゾンで2,000円ちょっとしますが一度買えば1年は持つんじゃないかなって量はあります。
マシンを清潔に保つ為には必須ですね。
あと、グループヘッド専用ブラシもあると意外と便利です。
2》バックフラッシュの方法
①ブラインドフィルターを設置します。
②cafizaをティースプーンの半分(約3g)程度を1杯入れます。かなり少しでいいです。
③グループヘッドに設置して抽出ボタンを押し10秒したら、抽出停止して10秒待ちます。これを5回繰り返します。
④5回終わったらポルタフィルターを外して、抽出ボタンを押して熱湯でポルタフィルター内を洗い流します。
⑤再びポルタフィルターをグループヘッドに設置し、今度はcafizaなしで③を行います。最後の注ぐ段階だと考えてください。
⑥最後にシャワースクリーンを熱湯を出しながらブラシで掃除して終わりです。
この掃除を本格的な掃除として、ぼくは週に1度行っています。
普段の清掃は、cafizaを使わずにブラインドフィルターで3回ぐらいバックフラッシュします。
更に徹底的な掃除
もうとことん清掃したいという時があるんですが、その時には
バックフラッシュの後に、シャワースクリーンを取り外します。
マイナスドライバーで簡単に取り外し可能です。
コーヒーのカスや、オイルでかなり汚れていますよね。
これらをcafizaを溶かした熱湯に浸けます。
この時ついでにポルタフィルターの抽出部とバスケットも一緒に入れます。
ハンドル部は劣化してしまうので入れないように注意しましょう。
1時間ぐらい浸けておけば十分だと思います。
カフェでは夜閉店時に浸けて、翌朝取り出すので長時間浸けていても問題はないでしょう。
ただ、抽出する前にしっかりと熱湯ですすぎましょう。
これは僕の場合、家での使用なので2、3ヶ月に一回する程度です。
まとめ
こうして毎回掃除をしないといけないのは面倒な時もありますが、
おいしいエスプレッソを飲む為には確実に必要なことです。
掃除をせずにエスプレッソを抽出するのは、使ったままのフライパンでまた料理を作るのと一緒ですからね。
大事なエスプレッソマシンですから掃除をしてあげて、毎回クリーンなおいしいエスプレッソを楽しみましょう。
どうしても掃除が面倒だ!と思う方には全自動エスプレッソマシンのENA micro1を確実にオススメします。
びっくりするぐらい全てが簡単で楽!
だけどクオリティーが高いエスプレッソが楽しめます。
よかったら参考にしてみてください。