Simonelli Oscar 2を家庭で使用。ホームバリスタをするたった一つの覚悟

カフェでも使えるセミコマーシャルマシンのSimonelli Oscar IIを家庭で使い続けてきて思ったことがあります。

それはエスプレッソに対して、どうしても美味しいエスプレッソが飲みたい、淹れたいという思いが相当強くないと続かないということ。

当たり前ですが家庭ではお店のように何度もエスプレッソを抽出するわけでもなく、多い日で1日に3回、少ない日では1回抽出するぐらいです。

そのたった1回のために起動するまで待って、後片付けまでの一連の作業をしなければならないというのは意外と時間も使いますし、マシンを使うのが憂鬱になります。

ぼくはそれでもホームバリスタとして、美味しいエスプレッソを淹れたいと思っているので、好きでコーヒーを毎日淹れています。

 

 

起動

エスプレッソマシンはメインスイッチを入れてから、ボイラーを温め出しますので、実際にエスプレッソを抽出できるようになるまでには時間がかかります。

ぼくが最初に使用していた家庭用マシンのボンマックは約5分ほどでしたが、

セミコマーシャルマシンであるSimonelli Oscar IIは約15分かかります。

ちなみに業務用のコマーシャルマシンはおよそ30〜40分かかります。

なので、この時点で少しの手間がかかります。

ちなみにぼくは毎朝7時半に家を出ているのですが、6時ぐらいに起床して同時にマシンのスイッチをオンにして朝の至福の一杯のためにスタンバイさせています。

 

 

洗浄

料理と一緒で使用したものは毎回洗って清潔に保たないければなりません。

エスプレッソ抽出の度に洗う必要はありませんが、その日最後に使用した後には絶対に洗っておかなければなりません。

洗わなければならないものはそんなにはないのですけどね。

ポルタフィルター、ミルクピッチャー、排水トレイだけです。

しかし、一回抽出しただけで全部洗うのを考えると少し面倒かなと思います。

ぼくは排水トレイを毎日洗うのはあまり気が向かないので、2日目にいっぱいになる前にすてて洗うようにしています。

 

 

毎日のマシン清掃

パーツを洗うのもですがもちろんマシンの清掃も毎回ホームバリスタでも必要になります。

絶対に綺麗にしないといけないのはエスプレッソを抽出するシャワーヘッドです。

家庭で使用する場合のセミコマーシャルマシンの清掃には毎日行う簡単なものと、定期的に行う本格的なものと2種類ぼくは行っています。

1回か2回しか抽出しないので毎日の清掃は本当に簡単に行います。

まず、単純にシャワーヘッド専用のブラシで抽出ボタンを押した状態でお湯を出しならが豆カスを取り除きます。

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そして、シャワー部周りに付着している豆カスを濡れた布で拭き取ります。

これだけです。

そして本体をアルコールスプレーとキッチンペーパーで綺麗に拭きあげます。

Simonelli Oscar IIは特に鏡面のステンレスボディで汚れが目立つので拭きあげは確実に毎回行っています。

 

 

まとめ

本当にエスプレッソを淹れるのが好きでホームバリスタとして、美味しいエスプレッソを家庭でも飲みたいと思えて、

たった一回の抽出だけなのに、待ち時間、清掃、片付けの一連の流れが必要だとしても、飲みたい!

と思える人でないとホームバリスタとしてセミコマーシャルマシン以上を使うのは難しいと思います。

相当な金額のセミコマーシャルマシンを買うのはかなりの決断が必要です。

購入する前にすべての工程を考慮した上で、それでも1日1杯でも絶対にエスプレッソを淹れたい!というホームバリスタになれるかという覚悟があるか確認しましょう。

もしそんな覚悟はないと言う人には全自動エスプレッソマシンをおすすめします。

全自動エスプレッソマシンのエナマイクロ1は想像以上に楽で、手軽に、素早く、それでいても美味しいエスプレッソが飲めるので朝なんかの使用頻度が多いです。