家庭で半自動エスプレッソマシンを購入するなら確実に一緒に揃えたいのがコーヒーグラインダーですが、
これをケチってしまうと十分にエスプレッソを抽出するための極細挽きが出来ずに後悔することが多々あります。
下手をするとエスプレッソマシンよりもコーヒーグラインダーの方が高い買い物になることがあるぐらいグラインダーは重要となります。
今回は、デロンギのデディカコーン式コーヒーグラインダーでエスプレッソ用の極細挽きで挽いた豆で、
業務用エスプレッソマシンを使って十分なエスプレッソが抽出できるかレビューします。
デロンギデディカコーン式コーヒーグラインダーで極細挽き
フレンチプレスの粗挽きからエスプレッソの極細挽きまで対応しているデロンギのデディカコーン式コーヒーグラインダーです。
エスプレッソ用の極細挽きだけでも6段階の荒さが調整できるのですが、今回はメモリを一番細い「1」に設定してレビューして行きます。
デディカコーン式コーヒーグラインダーにはエスプレッソマシンのフィルター用のホルダーがあるのですが、
今回使用するエスプレッソマシンのフィルターの大きさが合わないのでこちらの専用の容器にグラインドしていきます。
実際に挽いたところパウダー状の極細挽きになっており、挽いた時の粒度のバラつきも目視では感じられません。
これをポーターフィルターにセットして準備オッケーとなります。
エスプレッソの抽出
豆の量は20g詰めて抽出しました。
今回抽出に使用したエスプレッソマシンはシモネリオスカー2で、業務用と家庭用の中間ぐらいのセミコマーシャルマシンとなります。
抽出した結果、抽出スピードが早かったものの、いいエスプレッソが抽出されました。
今回の条件は普段ぼくが使用しているラマルゾッコとマッザーのコラボグラインダー「Lux D」と同じ豆の量20gで抽出してみましたが、
もう少し細かく調整できるとよかったなと思うところでした。
実際にデロンギデディカコーン式コーヒーグラインダーとLux Dの極細挽きを比較すると、手触り見た感じはほとんど変わらないぐらいでした。
もちろん抽出した時に違いがあるのでそこは業務用のグラインダーとの違いですね。
写真は左がデロンギのデディカコーン式コーヒーグラインダーです。
見てわかるようにかなり細かい極細挽きとなっています。
まとめ
まとめとしてデロンギデディカコーン式コーヒーグラインダーを業務用のエスプレッソマシンと一緒に使うには少し物足りないかもしれませんね。
ただ、これは勝手に期待していただけで実際は家庭用コーヒーグラインダーなので業務用専用のグライダーではありません。
家庭用コーヒーグラインダーとしてはもちろんかなり優秀なマシンで、デロンギデディカエスプレッソマシンとの相性は抜群です。
もし家庭用エスプレッソマシンでデロンギデディカなどのマシンを検討している人にはこのデロンギデディカコーン式コーヒーグラインダーはぜひオススメできる1台となります。