ホームバリスタとして凝りすぎてグラインダーは
マッザーとラマルゾッコのコラボグラインダーであるLUX Dを使用しています。
日々エスプレッソを淹れるなかでエスプレッソマシンはしっかりと定期的に掃除をしてメンテナンスしているんですが、
グラインダーはなかなか簡単にしていなかったので、
今回時間をかけてしっかりと掃除してメンテナンスしていきたいと思いました。
1》掃除前
久しぶりにホッパーを外して中をのぞいてみると、
奥の刃の部分に固そうにこびりついたカスが見えました。
やはり定期的に掃除しないとこうなるよなと反省しながら、
分解の開始です。
2》分解
最初の分解方法はいたって簡単で、
メッシュのダイヤルを荒くする方向に回していくだけです。
回していくと、簡単に外れます。
ねじ切り部には植物性オイルが塗ってあるので、
うかつに触るとぬるぬるするので気をつけましょう。
3》上刃の掃除
分解すると上刃も一緒に外れます。
ここで初めて実際どのくらい汚れていたのか分かります。
上刃です。
これをアップするともうどんだけ古いコーヒーカスがこびりついているか分かりますね。
刃を固定しているネジ部分までぎっしりと詰まっています。
定期的な掃除とメンテナンスの重要さを実感しました。
ネジの隙間に詰まっているカスまでしっかりと掃除するために
ネジを外し刃をとります。
もちろんですが、かなり固く閉められています。
掃除後にはまた固く締め直す必要がありますね。
この刃を取った時にまさここにも溜まってるんだと驚きました。
ここまで分解して初めて知る事実ですね。
ここのカスは簡単に落とせて綺麗になるんですが、
刃の部分部分には特にしつこい汚れが溜まっています。
刃の側面もこの通りです。
この汚れはそう簡単には落ちなかったので、
ぼくは準備していたつまようじでこすり落としました。
そして、つまようじがもっとも大活躍するのがこの部分の掃除です。
刃と刃の隙間に詰まっているカスですね。
この部分はつまようじのとがった先端で掃除しました。
一つ一つ丁寧に掃除して時間をかけた結果綺麗になりました。
刃もかなり綺麗になって新品みたいです。
満足満足です。
4》下刃の掃除
つづいて下刃の掃除をしていきます。
まずスプリングがあるので掃除機などで吸って無くさないように取り外します。
全部で3つあるのですべて無くさないようにとっておきます。
そして上刃と同様にネジを緩めて下刃を取り外します。
この時ネジを外そうとすると刃全体が回転するので、
ドライバーなどを溝に差し込み回転を止めてネジを外しましょう。
これなかなか大変です。
刃を触って怪我をしないように気を付けましょう。
刃を外すとやはりコーヒーカスが溜まっていました。
これらをブラシではたきながら掃除機でしっかりと吸います。
ここで注意したいのがこの溝の部分のコーヒーカスです。
これはしっかりと取り除いてきれいにしておかなければ故障の原因となるようなので
ブラシを使って綺麗にしておきます。
5》組み立て
上と下のどちらも綺麗にしたら組み立てですね。
分解と全く逆の工程なので何も難しいことはありません。
掃除後のグラインダーはかなり綺麗で気持ちがいいですね。
下刃の部分もこの通り、
上の刃もネジをしっかりと閉めて完璧です。
そして組み立ての時に注意すべき点がメモリをはめる時です。
メモリを押しながら細かい方向に回して行くのですが、
最初の回し始めはカツンっと音がした位置からとなります。
そこをしっかりとしてあとはもう閉まらなくなるまで閉めて、
一周ぐらい戻せば取り付け完了となります。
まとめ
LUX Dグラインダーの本格的な掃除をしたのは初めてでしたが
思ったより簡単でしたね。
ただ丁寧にしたので結構時間がかかりました。
しかし美味しいエスプレッソを飲み続けるにはメンテナンスは欠かせませんからね。
今後は最低でも1ヶ月に一回はこのメンテナンスを行っていければなと思います。
メッシュの調整を行って、また日々美味しいエスプレッソを飲んで行きたいです。