自宅で淹れるコーヒーの種類!抽出方法の工程から見てどれが簡単で美味しい?

コーヒーにはいろいろな種類がありますが、

淹れ方の特徴によって同じ豆でも味わいが変わってくるから面白いんです。

自宅で飲むコーヒーにはもちろん味の美味しさも大事なんですが、

簡単に淹れれるということも重要になってきます。

実際ぼくは多くの種類の淹れ方で美味しいコーヒーを淹れていますが、

結局その中で使用頻度が多くなるのはやはり

一番コーヒーが飲めるまでの工程が少なく、簡単に美味しく飲める方法になってきますね。

コーヒーを淹れる事が楽しくてしょうがない!という人はまた違うのでしょうが、

一般的には後片付け含める一連の工程が簡単であることが自宅で飲むコーヒーには一番重要になります。

今回はコーヒーを淹れるそれぞれの工程を説明し、

淹れ方の種類での特徴、所要時間、簡単さを簡単な一覧にして紹介していきます。

 

美味しいコーヒーを淹れる工程

1)コーヒー豆を準備する

コーヒー豆の準備をするのは大きく2つあります。

豆のまま準備して自分で抽出前に挽くか、挽いてある状態、粉で購入してくるか。

もちろん粉で準備していた方が簡単ではありますが、

より美味しいコーヒーを飲むためにも、保管期間を長くするためにも

間違いなく豆での購入を確実におすすめします。

もし一人分のコーヒーであればコーヒーミルで挽いても苦になりません。

お湯を沸かしている間に挽けてしまいます。

どうしてもそれが面倒になるようであればコーヒーグラインダーの購入をおすすめします。

 

2)お湯を沸かす、器具を温める

意外と少し手間に感じるのがこのお湯を沸かす工程です。

お湯を沸かす方法は、それぞれですがお湯が湧いたら自動で止まる電子ケトルがおすすめです。

もしウォーターサーバーを持っている人はそのお湯を使えばいいのでとても楽ですね。

コーヒーは抽出する前に必ず器具一式をお湯で温めましょう。

この小さい作業で美味しさが変わるのでここは忘れずにすることをおすすめします。

 

3)抽出後の処理、後片付け

コーヒーを自宅で淹れる上で一番の手間となる工程です。

この工程があるからコーヒーを淹れることが面倒になることはしばしばありますね。

しかし、次に淹れる時に美味しいコーヒーを飲むためにも避けては通れない工程の一つとなります。

淹れ方によってこの後片付けの工程の面倒さが変わるので、そこにも注目して淹れ方を見てもらえればと思います。

 

美味しいコーヒーの淹れ方の種類

1)ドリップコーヒー

・特徴:ドリッパーの種類、お湯の注ぎ方で味わいに変化が出る

・工程の所要時間:約5分〜10分

・手間となる工程:お湯を沸かす

・簡単さ:★★★★★★★☆☆☆

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多くの人が使用している自宅で簡単に淹れることが出来るドリップコーヒーです。

多くの細かい要素が味わいに関係してくるので、こだわるととても面白い淹れ方です。

すべての工程を考えると、所要時間約10分未満とそれなりにかかりますが、

最大の面倒な工程である、後片付けは洗い物も少なく、楽なので割と簡単な淹れ方の種類になりますね。

ドリッパーには各メーカーの種類が多くありますが、

オススメはやはりハリオV60です。

誰でも安定して美味しいコーヒーを淹れれる世界中で人気のドリッパーですが、

500円しない値段で購入出来るので、かなりオススメです。

 

2)コーヒープレス

・特徴:メタルフィルターによる抽出でコーヒーオイルも楽しめる。

・工程の所要時間:約5分〜10分

・手間となる工程:後片付け、洗い物

・簡単さ:★★★★★★☆☆☆☆

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コーヒープレスでの抽出は挽いた豆をプレスの容器に入れて、直接お湯をただ単純に注ぐだけです。

お湯を注いだらプレスフィルターを設置して数分待ってから、フィルターでプレスして抽出する方法です。

ドリップコーヒーに比べると工程自体はあまりかわりないのですが、お湯を注ぐ時間が短く、待つだけなのでドリップコーヒーより楽ですね。

かなり手軽で簡単ですが、プレスの容器内のコーヒーカスの処理と、プレスフィルターの洗い物が結構手間になります。

ドリップコーヒーからすると味わいが大きく違う種類のコーヒーとなるので、味の好みが別れるところですね。

 

3)エアロプレス

・特徴:淹れる方法によって違う味わいが楽しめる。抽出する時に圧をかける事で深みを楽しむ事ができる。

・工程の所要時間:約3分〜5分

・手間となる工程:お湯を沸かす

・簡単さ:★★★★★★★★★☆

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エアロプレスの淹れ方はスタンダードとインバートと呼ばれる方式と大きく2つあります。

最近の流行りではインバート方式で淹れる方法が主流となっている感じですね。

こちらの方法は詳しく別に書いていきますが、どちらの方法を使用しても抽出方法はほとんど同じで簡単です。

淹れ方の工程としてはプレスコーヒーとあまり変わらないのですが、プレスコーヒーと違い圧を与えながら抽出することで

味わいに変化がでます。

この圧を加える時間を調整して自分好みの味を探すのも楽しみの一つとなりますね。

エアロプレスのいいところは、抽出後のコーヒーカスの処理がかなり簡単で、ゴミ箱に向かって押し出すだけで終了です。

洗い物も細かいパーツ等なく簡単で、アウトドアコーヒーとしてもよく使われていますね。

 

 

4)マキネッタ

 

・特徴:直火式エスプレッソメーカー、エスプレッソのような凝縮されたコーヒーが味わえる。

・所要時間:約5分〜10分

・手間となる工程:後片付け

・簡単さ:★★★★★★★★☆☆

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マキネッタは水蒸気圧を利用して抽出する方法です、水を下の台に入れて、フィルターにコーヒー粉をセットしてあとは直火にかけて放置するだけでとても簡単です

ただし、抽出が始まったら火を止める準備をしておかないとせっかく抽出された美味しいコーヒーがグツグツと温められてしまいます。

淹れ方によってはエスプレッソにかなり近い味わいで抽出することができます。

構造上少しだけ洗い物が面倒になりますが、細かいことを気にしなければ大丈夫でしょう。

実際に本家イタリアでは、洗剤を使用しないで水で簡単に洗い流すだけというのが一般的ですので、

コーヒー汚れがついているのはむしろ普通となるみたいですね。

 

5)エスプレッソマシン

・特徴:本格的なエスプレッソが楽しめる、スチームミルクが作れ、ラテなども楽しめる。

・工程の所要時間:約10分〜20分

・手間となる工程:マシンの起動時間、抽出作業、後片付け、定期的なメンテナンス

・簡単さ:★★★☆☆☆☆☆☆☆

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凝縮された美味しいエスプレッソが味わえますが、エスプレッソマシンのレベルによってその味わいが変わります。

家庭用エスプレッソマシンでもそこそこのエスプレッソが楽しめますが、カフェなどにあるエスプレッソマシンのエスプレッソとは大きく異なります。

使用感はかなり大変です。

スイッチを入れてからボイラーが温まるまでの時間、コーヒー粉を丁寧にフィルターに詰めるなどの作業、そして後片付け、定期的なお手入れは自宅で毎日使うには中々面倒です。

よほどコーヒーを淹れることが好きな人でないとオススメはできませんが、ラテアートを練習などが出来るので楽しみは大いにあります。

 

6)カプセル式マシン

・特徴:特殊なカプセルから本格的なコーヒー、エスプレッソが抽出できる。

・工程の所要時間:約2分〜5分

・手間となる工程:特に無し

・簡単さ:★★★★★★★★★★

補足

ネスカフェドルチェグストがかなり有名なカプセル式マシン。

この使用感の良さ、簡単さはどのマシンも寄せ付けない、自宅で一番簡単に美味しいコーヒーを淹れれる完璧な淹れ方です。

カプセルに入っているのはコーヒー豆を挽いたものなので、インスタントコーヒーなどとは違い美味しいコーヒーが味わえます。

豆、コーヒーグラインダーがいらないとなると、コスパもいいですし場所もとりませんね。

ドルチェグストから抽出されるコーヒーは予想外の本格的な美味しさで、びっくりします。

時間のない朝には大活躍してくれるのがこのカプセル式マシンです。

 

 

まとめ

もちろん世界にはまだまだいろいろな淹れ方の種類はありますが、

今回紹介したのが自宅での一般的な淹れ方になるのではないかと思います。

ぼくは毎朝、基本的にドルチェグストでエスプレッソを楽しんでいます。

氷水で割ってアイスアメリカーノにしたり、牛乳で割ってラテにしたりと楽しみ方もいろいろです。

休日の朝などにはエスプレッソマシンを使ってラテアートを楽しみつつ本格的なエスプレッソを楽しんだり、

その時々の気分でいろいろな種類のコーヒーを楽しんでいます。

毎朝、毎日使うと考えた時に、実際にこの方法だったら続けれそうだなっと思う方法でコーヒーを楽しむのが一番ですね。

みなさんの毎日のコーヒーライフの参考になれば幸いです。

自宅で一番簡単で味も安定している美味しいコーヒーを飲みたいのであれば、

間違いなくカプセル式のドルチェグストをオススメします。