数多くある家庭用エスプレッソマシンですが、あまり知られていないイタリアの老舗Gaggia(ガジア)のクラシックを今回は紹介していきます。
このガジアクラシックは大きさも家庭用にちょうどよくかっこいい家庭用エスプレッソマシンとなっています。
今回の記事では、ガジアクラシックのデザインや仕様をメインに見ていきます。
実際に使用したときのレビューはまた違う記事に書きます。
ボディの質感
ガジアクラシックは見ての通りステンレスをメインとしたボディで質感も重量感も業務用のコンパクトバージョンといった感じの家庭用エスプレッソマシンです。
形もシンプルでキッチンにおいても邪魔にならない大きさとなっています。
業務用の規格
ガジアクラシックの素晴らしいポイントの一つはポーターフィルターの大きさの規格が業務用と同様の58mmであるということです。
多くの家庭用エスプレッソマシンは少し小さめに作られているのに対してここが業務用と同じというのはとても嬉しい点です。
もちろんシャワーヘッドも業務用と同じ仕様となっており、本格的なエスプレッソが抽出できるのではないかと期待できそうです。
スチームワンズ
ガジアクラシックのスチームワンズは取り換え可能で好みで選べるタイプとなっていてとても珍しいです。
というのもベースが2種類あるのがとてもユニークで多くの需要がカバーできそうです。
1つ目のベースがこちらのタイプで、かなり短いのでこのままスチームは出来なさそうですね。
カバーを取り付けるとこんな感じになります。
穴の形状はこんな感じです。
フォームミルクが簡単に出来そうな感じの作りだと思います。
そして、もう一つのベースとなるのがこちらです。
一つ目のベースより長くなっており、このままスチームも出来そうな感じですね。
これにフォームを簡単に生成するカバーをつけるとこんな感じとなります。
こちらの穴の形状はこんな感じです。
こちらは側面にも穴が空いているので、使い方がなかなか難しそうですね。
給水とウォータータンク
給水はマシン上部からできる様になっており、開けるととても注ぎ入れやすい作りとなっています。
またウォータータンクはマシンの下部に設置されており、排水トレイを取り外すと奥から取れるようになっており、ウォータタンクを洗いたい時には便利ですね。
このウォータタンクは約1L入るようになっています。
排水トレイ
排水トレイはもちろん取り外しが可能で、水洗いできます。
多くの家庭用エスプレッソマシンの排水トレイは浅すぎで、ひどいものは跳ね返りが激しいのですが、
ガジアクラシックの排水トレイは十分な深さがあり文句なしです。
電源ケーブル
ここはかなり地味なのですが、電源ケーブルが本体と別である点が何気に嬉しいポイントです。
今までどのマシンもこのタイプはなかったので、少しびっくりしましたね。
模様替えなどでエスプレッソマシンを移動する時にこのケーブルの取り外しが出来るだけで全然違うのでとてもありがたいです。
フィルターが豊富
こちらの写真に写っているのがガジアクラシックに標準で入っているパーツのセットとなりますが、
何と言ってもフィルターの種類が豊富です。
誰でもクレマが作れるような加工がされているシングルフィルターとダブルフィルターがあり、
ちゃんとバリスタとして練習も出来る様に普通のダブルフィルターもあり、
そして普通は自分であとから購入しないといけないブラインドフィルターもセットで付いてきます。
ブラインドフィルターはガジアクラシックのような3ウェイバルブを搭載したエスプレッソマシンの清掃に必要となるとても重要なフィルターです。
これがセットで付いているのは本当に素晴らしいです。
まとめ
家庭用エスプレッソマシンのガジアクラシックのデザイン、と仕様のレビューでしたがとてもいいマシンだということが伝わったのではないかと思います。
もちろん実際にエスプレッソを抽出して、スチームをしてみないことには本当にいいエスプレッソマシンかどうかは判断出来ませんが、
このレビューを書きながらとてもいい感覚をガジアクラシックから感じているので、期待しています。
他の記事で実際のエスプレッソの抽出や、スチームの具合を書いていきますので、参考になると幸いです。