最近ではスペシャリティーコーヒーの文化が強くなってきており、
コンビニなんかのコーヒーでも豆からの挽きたてコーヒーを飲むことが当たり前になってきましたね。
コーヒーは飲む楽しみもありますが、淹れる楽しみもまたいいですよね。
自分で美味しいコーヒーを淹れるのは最高です。
そんなコーヒーの淹れ方には多くの方法があり、どれが自分に合っているかというのは毎日飲むものとして、
知っておくのはかなり重要なことになります。
少し手間はかかるけど、自分でいろいろな調整を行って味の変化を楽しみたい人もいれば、
毎日同じ味を、簡単に再現したいという人もいるでしょう。
この両極端の2つの簡単で安く済ますことができる方法を紹介します。
王道ハンドドリップ
まずオススメするのが少し手間はかかるけど
自分好みにいろいろと調整して味を研究できる楽しみがある方法です。
コーヒーを淹れると聞いた時にまずイメージするのがこの方法だと思います。
この方法はかなり安く始めることが出来るのが魅力ですね。
準備する器具
ハンドドリップをするにあたって必要となるのが以下の器具になります。
・ドリッパーとペーパーフィルター
・細口のケトル
・豆を挽くミル
これだけです。
全部揃えても、5,000円以内で抑えることが可能です。
ドリッパーのオススメは間違いなくハリオV60ですね。
これはプラスチック、陶器、ガラスのものがありますが、プラスチック製で十分です。
プラスチック製なら400円でペーパーフィルターセットで購入できます。
ケトルは細口のものであれば何でも大丈夫ですね。
豆を挽くためのミルは一見お金がかかりそうですが、安くていいものが多くあります。
手挽きと電動があり、もちろん電動の方が楽ですが、個人的にはドリップコーヒーは手挽きが楽しいです。
美味しい淹れ方
ドリップコーヒーを美味しく淹れる方法として、
最低抑えておきたいのは以下のことだけです。
①豆の量と抽出量の割合
②蒸らしをする
③注ぎ方に注意する
①豆の量と抽出量の割合
これは個人によって好みや淹れ方が変わって来ますが、基本的な数値として
豆10g:抽出量150ml
と豆の量に対して1.5倍ぐらいでいいです。
ここから自分で抽出量を変えて自分好みに調節していけます。
②蒸らしをする
蒸らしってなんだ?と思う人もいるかもしれませんが、
お湯を注ぐ際に、最初にお湯を少量だけかけて待つことを言います。
これをしない人が多いのですが、これだけするのとしないのでは味わいに大きな違いが出て来ます。
難しいことではないので確実に蒸らしは行いましょう。
蒸らしの度合いとして、表面が濡れる程度だと思ってください。
本当に少量のお湯をコーヒーの表面全体にかかるようにちょろっとかけるだけです。
あとはそのお湯が豆の下部まで全体に浸透するのを待ちます。
これは約30秒ぐらいで大丈夫ですね。
ここで状態のいい豆だとガスを発生して、豆全体が膨れ上がって来ます。
③注ぎ方
注ぎ方で絶対にしてはいけないのが、ペーパーフィルターとコーヒー豆の境目には注がないと言うことです。
これは鉄則です。
お湯を注ぐのは中心部付近で「の」の字を描くイメージです。
これさえ守ればあとのちょこちょこある細かいことは気にしなくても
ハリオV60のフィルターを使って淹れれば美味しいコーヒーを淹れることができます。
大人気ドルチェグスト
淹れる楽しみよりもとにかく簡単に美味しいコーヒーを飲みたい!
と言う人にオススメするのが間違いなく、多くの家庭で愛されているドルチェグストです。
僕自身様々な方法でコーヒーを淹れていますが、これほど簡単で安くで美味しいコーヒーを楽しめるマシンは他にありません。
カプセルで淹れるコーヒー
このネスカフェドルチェグストがなぜそんなに簡単なのかと言うと、
専用のカプセルを使用した抽出方法だからなんです。
そのままですがカプセルをセットして抽出するだけです。
抽出量も調整が出来るのもいいところで、濃いめにコーヒーを淹れることもできちゃいます。
カプセルの種類が多い
そして、このドルチェグストの魅力の一つはコーヒーの種類もですし、コーヒー以外のドリンクも楽しめる
しかも、そのどのカプセルも味がかなりいいんです。
コーヒーもラテなどのミルク系のドリンクもあるから、楽しみがたくさんあります。
後片付けがかなり楽
基本的に発生してくる面倒な後片付けですが、
ドルチェグストは基本的にはカプセルを捨てて終了です。
たまにカプセルホルダーとトレイを汚くなったら洗えばいい程度ですね。
毎日使用するにあたって片付けが楽というのはとても重要なこととなります。
マシン代が無料!
ドルチェグストはカプセルの定期便での購入でなんとマシン代を払わなくていいというシステムがあるんです。
カプセル定期便はそのままですが、決まった周期に自分の好きなカプセルが家に届くというサービスです。
詳細が気になる人は公式ウェブサイトでチェックしてみてください。
まとめ
とにかく安くで簡単に美味しいコーヒーを飲める方法として、
本格的で淹れる楽しみがあるハンドドリップと
究極に簡単で多くの種類が楽しめるドルチェグスト
のそれぞれを簡単に紹介しました。
自分が自宅で淹れるコーヒーに何を求めるか、
また、どれだけ労力を費やすことができるかで、
自分に合ったコーヒーの淹れ方を学んでもらえたらなと思います。