ぼくはカフェ巡りをするのが好きなのですが、
最近個人で経営されている小規模カフェがかなり増えてきています。
そんな小規模なカフェでもよく使われているエスプレッソマシンがこのVibeemme Domobar/ビビエンメドモバーなんです。
更に、このビビエンメドモバーはマーケットイベントなんかでも本格的なエスプレッソを出している移動販売カフェでよくみられるんですよ。
なぜこのエスプレッソマシンがよく選ばれているかをバリスタ経験のあるぼくなりに考えてみました。
ダブルボイラー
Vibiemme Domobar/ビビエンメドモバーは抽出用とスチーム用にボイラーがそれぞれ独立したダブルボイラーとなっています。
これは業務用として使う上でかなり重要な条件であると思います。
ちなみに、ぼくが持っているセミコマーシャルマシンのオスカー2はダブルボイラーではなくヒートエクスチェンジシステムが導入されているのですが、
こちらも抽出とスチームを同時に行うことは可能なのですが、連続した抽出などには長く耐えられない点が家庭用よりな面であると言えます。
ダブルボイラーをもつVibiemme Domobar/ビビエンメドモバーは連続抽出も安定してできるのでお客さんが少し並ぶようなお店であっても十分に対応できるわけです。
電源スイッチがボイラー1、2用に2段階スイッチになっているのが個人的に好きです。
圧力メーター
業務用ではついていて当たり前な圧力メーターですね。
抽出用とスチーム用で2つあるんですが、これによってより正確な抽出とスチームができるんです。
抽出時にしっかりと必要な圧がかかって十分な抽出ができているかの確認ができます。
小規模カフェや移動販売カフェでもお客さんが連続してどわーっと来たり、一度に多くの注文が入った場合など、
連続して抽出、スチームする際には圧力が十分かを確認しながらエスプレッソを淹れるのは大事です。
ウォータータンク
Vibiemme Domobar/ビビエンメドモバーに搭載されているウォータータンクは大容量でいいのですが、
実際に業務用としてカフェなどで使用する場合には別に大型のタンクを使用したりします。
Vibiemme Domobar/ビビエンメドモバーのウォータータンクのいいところは
マシンにポンプが内蔵されており、水をタンクから吸い上げるチューブがあることです。
なので、そのまま大型のタンクにチューブを入れれば業務用として使えます。
デザイン
ステンレスの鏡面で覆われたこのゴツいデザインは
いかにも美味しいエスプレッソ出してますよっと伝わって来ますね。
グループヘッドもこのむき出し感がいいんですよ。
かっこいいです!
男心をくすぐる素晴らしいデザインです。
やはり見た目というのは大事ですからね。
値段
最終的にはここに落ち着くと思うんですが、
このクラスのマシンではVibiemme Domobar/ビビエンメドモバーはかなり安いです。
似たサイズのLa marzocco Linea miniなんかは80万円近くしますから、
その約半分で購入できるVibiemme Domobar/ビビエンメドモバーは
なるべく初期費用を抑えたいけど本格的なエスプレッソを提供したい小規模カフェでは
もってこいのエスプレッソマシンになるわけですね。
まとめ
ぼくなりに感じたことを書いていきましたが、
やはりVibiemme Domobar/ビビエンメドモバーはコスパがかなりいいマシンであると感じます。
業務用としての必要となる機能はすべてある上でこの価格はすごいですね。
特に感じたのは移動販売用のエスプレッソマシンとしては
この他にベストはないんじゃないかってぐらい完璧ですね。