家庭用のエスプレッソマシンを購入するときにラテアートができるかどうかで決める人がいるぐらい
ラテアートをする人が増えてきています。
家庭用エスプレッソマシンの中にはスチームが満足に出来ずにラテアートをすることが出来ないのも多くあります。
デロンギのデディカは価格も4万円台とエスプレッソマシンとしてはお手頃でありながら、
高いクオリティであるとの評価が多いのですが、実際にラテアートができるスチームができるかをレビューしていきます。
スチームの種類
デロンギデディカのスチームは2種類の方法があります。
こちらの写真の筒状のスチームワンズは誰でも簡単にふわふわのフォームミルクを作れる家庭用によくあるタイプですね。
そしてこれを外すと先端が細いスチームワンズが出てきます。この形状だとフォームミルクの量を細かく調整することができます。
このスチームワンズでスチームを綺麗にするにはそれなりのコツと技術がいるので、バリスタとしてのトレーニングにもこちらでのスチームをすることをオススメします。
スチームの準備
デロンギのデディカはスチームのボタンを押すと、すぐにスチーム準備完了となります。
スチームのボタンが点滅から点灯に変わったら、まず水抜きをしてあげます。
水抜きをするときに感じたのですが、結構スチームが力強いですね。
そして、いざ1杯分のラテの量のミルクをピッチャーに入れて普通にスチームをしようとすると、
ここでまさかの問題発生です。
写真のように普通にスチームしようとするとノズルの長さが足りずスチームができません。
なので、ピッチャーを傾けてスチームノズルがミルクの表面に入るように調整します。
いろいろと試して、この角度でなんとかいい感じにスチームができるようになりました。
上から見るとこんな感じですね。
このくらいスチームワンズの先端がミルクに付いているとうまくスチームが出来ます。
スチームミルクの質
心配していた角度も思っていたほど問題なく、かなりいい感じのスチームミルクが出来ました。
角度やフォームミルクの生成に少々コントロールが難しく感覚をつかまなければならないところはありますが、フォームミルクのキメの細かさもいい感じに出来ます。
ラテアートができる!
結論から言ってデロンギデディカでラテアートは可能です。
スチーム時にフォームミルクの調整が少し難しいのでそう簡単には出来ないかもしれないですけど、
少し練習して、スチームの癖とコツを掴めばラテアートができるスチームをすることが出来ます。
細いラインを出したりするのには特に練習が必要となりますね。
一度、フォームミルクの量の調整を誤ったらシャバシャバのミルクが出来てうまくラテアートが出来ませんでした。
エスプレッソマシンの性能としてはラテアートができるスチームミルクの生成は十分できるので、
あとは使用する人の技術の問題となるかと思います。
まとめ
今回のラテアートはデロンギデディカのエスプレッソマシンとグラインダーを使用してレビューしました。
エスプレッソにもう少しトロミが出せれば、もっとラテアートがしやすいかなと思いましたが、十分にラテアートを楽しめました。
簡単にまとめると、ノズルが短いためスチームは少ししづらい点が気になりますが、慣れればうまくスチームができ、ラテアートも描けるようになります。
デロンギのデディカはエスプレッソマシンを購入して家庭でラテアートを練習したい人にもオススメできる評価通りの素晴らしいマシンですね。